プロフィール

ジル

子供の頃習っていたピアノを、2015年の夏に再開しました。
のんびりマイペースにやっていましたが、最近は、ピアノに対する思いがやや上向き中。

ピアノの他には、茶道も細々と…。

夫と2人暮らしのアラフィフです。




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2018年11月11日06:33ディナー付きオペラコンサート
友人の友人がオペラ歌手で、主役で出演するからということで、誘われて行ってきました。
場所は原宿のレストラン。
軽いフレンチコース料理を食べて「蝶々夫人」のハイライトを聴きます。
出演者は、蝶々夫人役の友人の友人、他3名の出演者とピアニスト1名の計5名。

原宿なんて、どのくらいぶりだろう。
駅の改札で友人を待ちながら、あまりのにぎやかさと、おしゃれをした若者達の群れにちょっと圧倒されていましたが、レストランは、喧噪から少し外れた静かな通りにありました。

会場は想像よりも狭い空間で、大きめのテーブル7つほどに、40席あまりあったでしょうか。
ぎりぎり人が後ろを通れるぐらいな感じで、席はほぼ満席。
テーブルは相席です(なんかとっても小さくてややカジュアルな結婚披露宴の席みたい)。
前方にヤマハのグランドピアノが置いてあります。
まずは、食事が提供され、最後デザートとコーヒーのみを残したところで、オペラが始まりました。

いや、ものすごい迫力で、圧倒されました。
空気がびりびり震える感じで。
よく考えれば、普通は舞台の上からそこそこ広いホールに声が届くのですから、これだけ狭い、近い空間では迫力があるのは当たり前なのですが、それにしてもその声量に感動すら覚えました。
あまり声楽を聴いたことがなかったので比較できませんが、プロはやっぱりすごいです。
後ろのドアから前のピアノまでの通路を使ってお芝居をしていたので、すぐ側のテーブルに座っていた人は鼓膜に直接響いたのではないかと。

オペラは通しではなく、ハイライトのみだったので、途中でMCが入ったり、休憩が入ってデザートとコーヒーをいただいたりして、アットホームな感じもあり、良かったです。
ただ、当たり前ですが全部イタリア語なので、どんなシーンか、ざっくりしたことはあらすじから分かっても、細かい所がよく分からなくて、演技や歌の感じから想像で補うしかなかったのが、ちょっともどかしかったかな。
でも、ホールで字幕とかがあるとそれに気を取られてしまうので、歌に集中できるという意味ではこれはこれで良かったのかも。 

すべて終わった後、歌手とピアニストの皆さんが、出口でお見送りをしてくれて(これもちょっと披露宴のお開きっぽかった)、皆挨拶したり写真を一緒に撮っていただいたり。
楽しいひとときを過ごしました。

正直、今まで声楽系はあまり興味がなかったのですが、思ったよりもずっと良かったです。
またチャンスがあったら聴きにいってもいいかな。
自分でチケットを取るのは、やっぱりピアノやオーケストラが優先になってしまうかもしれませんが。


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